自分とつながる
人に触れることをしているからか、
もともとそういう性質だからか、
他人のことを優先したり
空気を読もうとしたりして
”自分とのつながり”を
見失ってしまうこと、よくある。
ずっと前、ヨガのあるトレーニングで
”ヨガをすることは『優しい、いい人』になるためじゃない”
と先生が話されていて
ちょっとびっくり⁉︎したことがあった。
人のことを想って何よりも優先できる優しい人、
それが人として大切なことだ、
と思っていたから。
でもいまは
先生が言ってくれていたことの真意が
とてもとてもよくわかる。
それでもときどき
良いヒトになろうとしていたり、
他人優先になっていたりして
すぐに外側の出来事に巻き込まれる。
あ、またやってる・・と気づいて、
自分に戻る、
それを何度も何度も繰り返している。
社会人になって長いけど(笑)
年をとればとるほど
特にその傾向が強くなったと思う。
学生の頃は
自分が思ったまま、感じたままに
生きてたのに・・
誰もが想うことかな。
他人軸で生きてると
自分の土台は常にぐらぐらで
グラウディングも
自分の中心も見失ってる状態。
いまの仕事でいえば、
そんなぐらぐらな状態で
安定したセッションができるわけもなく
安定感のないセッションの場に
安心感が生まれるわけもなく、
安心のない場にリラックスは生まれない。
日常でいえば
意識も気持ちも”ここ”にはなくて
周囲の状況や反応が常に気になる
自分のほんとうがわからなくなる
誰かの意見にすぐに左右される 等々
最近になって”自分とつながる”
その感覚を少し取り戻しつつある。
そうすると、
自分のことを前よりも丁寧に
見ることができるようになって
(よいことも、よくないことも)
前よりも少し自分を肯定的に見ることも
できるようになった。
自分のことを
もっともっと大切にしようと
思えるようになってきた。
そしたら、
他人のことも
適度な距離をもちながら
あれこれジャッジすることなく
そのまま見ることができるように
なってきた。
”こうしたら相手は喜んでくれるかな?”
”こうしたほうがいいんじゃない? ” etc..
以前はそういうのが癖になっていて
無意識にそんなふうに行動してることも
多かったような、、
そんなことに意識を向けられるようになったのは
クラニオを学んだり、
セッションをたくさん受けたことが大きい。
なにをやっても
自分のモノとして腑に落ちるまで
人よりも何倍も時間がかかってしまうけど
その分、七転八倒してる時間も長い(笑)
それはそれで良かったと
自分を肯定的に見られるようになったのも
”自分とつながる”ことの恩恵かも☆
その感覚が確かなものになってくると
過去のトラウマさえも
自分にとっての大きなリソースになる♡
”自分とつながる”ことって
言葉や知識でなんとかしようとすると
思考のワナにはまりやすい(笑)
ましてや一人で頑張ろうとすると
変に自我(エゴ)が強くなって
おかしなことになったりする(笑)
そんなときはカラダから。
カラダを使ったほうが
そこにたどり着きやいと思う。
”感覚”はカラダのものだから。
ボディワークを受けたり、
学んだりすることは、
リラックスして不調を和らげる、
手技や知識を得る、
それ以外にも
見えなくてすぐには気づきにくいギフトが
たくさんある。
そのギフトは
自分のカラダのなかに全部あることを
気づかせてくれる。
彼はいつもマイペース。
自分といつもつながってるから
怖いときは逃げる、
嬉しいときは笑う、
甘えたいときに甘える、
寝たいときは寝る、
走りたいときは思いっきり走る。
それだけで
周囲を柔らかくて温かい空気にしてくれる。
周囲の状況はおかまいなく、
ハートで生きてる。
人間もそれでいいんだなぁと
いつも教えてくれてる。