なにもしない。
「ほんとうに触れてるだけなんですね」
クラニオのセッション後に
よく言われること。
昨日も今日も言われました。
継続して受けられている方も数回経ってから
「ほんとうに触れてるだけですか?」
と聞かれます。
そうなんです、
なんにもしないんです。
カラダはいつどんなときでも
その人にとって、そのとき最適な
”健康”へと向かい続けています。
クラニオバイオのセッションでは
たとえ「痛みがあるところ」に触れていても
そこをどうにかしようとすることはなく、
その”力”に働きかけることを
やり続けています。
健康へと向かう力が、
制限されることなく
自由に、のびのびと、
十分に発揮できるよう、
安全で安心な「場」を広げていくのが
私たちのお仕事、
と言えるかもしれません。
違う言い方をすると
その力がやろうとしていることを邪魔しない。
私たちの小さな正しさが
カラダの叡智に敵うはずもなく、
そのことを目の当たりにして
ひれ伏すこと度々・・・m(_ _)m
だから、
なにもせず
カラダのなかで起こり続けていることを
触診しつつ、見守りつつ、
応援する。
そこに居続けることが
唯一やっていること、
と言えるかもしれません。
なんのジャッジも、
なんの批判も否定もなく、
矯正されることもなく、
存在まるごと肯定的に見守られるって
生まれたての赤ちゃん以来の体験かも(笑)
セッション終わりに感じる
安心感に包まれたような
柔らかくて優しいあの感じは
そこから生まれるのだと思います。
なにもしないでいてもらえることの
幸せな感じ。
日常でもそうありたい
と思う毎日です。