手放せなくてもいいみたい。
のんびりとした1月を過ごしております。
そのせいか、
犬も普段よりのんびりしています。
1月の手帳をみると仕事だけじゃなく
あれやこれやと何かとイベントごとも多く
「あっという間に・・」
という言葉を習慣で使いそうになるけれど
実際のところは
「あれ?まだ1月か・・」
という感じ。
去年の冬がはじまる頃から
内側でいろんなことが起こっていて
その一つひとつを言葉にするのは
難しいけど
カラダの奥底から
いろいろなもの(感情とか思いとか)が
湧き上がってはぐるぐる巡って
落ちていく。
一言でいうと
何かが変わろうとしている感じ。
残念ながら良いことはあんまりなくて
いやなこと、みたくないこと
気づかないほうがいっそ楽なことが
ほとんどだから、
めちゃくちゃしんどいし、
頭のなかはぐるぐるして
落ち着かない。
でもその様子をじっと
見つめている自分もいて
わちゃわちゃしながらも
なぜか中心はとても静かで
ちょっと変な感覚でした。
今までだったら、
嫌なことを見ないようにするために
他のことに熱中しようとしてみたり
突然新しいことをはじめてみたり
(そういうのって長く続かない(笑))
でも今回はそれをしようとする
自分はいなくて
じ〜っと自分を見つめるほうを
自然に選んでいました。
鎌倉から大磯への
引っ越しも落ち着き、
écru.に来てくださる
お客様のお顔にも少しずつ
変化が起こっていて
新しい方との出会いが
嬉しい反面、
会えなくなった方を
思うと少し寂しく想ったり。
そんななかで
自分自身の何かがものすごい勢いで
うごいていて
わりと普通に淡々と
過ごしているつもりだったけど
ほんとのところは
ひっちゃかめっちゃか
してたかも?(笑)
手放しって、
モノなど外側にあるものなら
わりと簡単に自力でポイ!っとできるけれど、
思考のクセやパターン、
長年抱え込んでいる想いというのは
ポイッと捨て去ることはなかなか難しい・・
じ〜っと自分を見つめていた期間に
気づいたことは、
それはポイッとするものではなくて、
それがわたしなんだ、って認めて
受け入れていくものなんですね。。
実は”受け入れる”というのも
とてもとてもと〜っても難しい。
(手放すより難しいかも⁉︎)
だから
受け入れられなかったとしても
その受け入れられない自分をまた
じ〜っと見つめてるわけだけど、
しばらくそんなことを続けるうちに
いつの間にか
受け入れられない自分を
受け入れはじめて
またしばらくすると
それもスルスルと剥がれ落ちていく。
その繰り返し。
手放せなくても
そんな自分をただ見ているだけで
何かが変わりはじめるようです。
”変わる”といっても
キラキラ感☆は一切なくて
淡々としていて
どこまでもどこまでも地味目です(笑)
でもなぜか
それがとても心地よい♡
ほんとうの癒しって
こういう感じなのかも・・
と思います。
「味わいつくさない限り解けることはない」
と、ずいぶん前に読んだ本
(ヨガ本だったかインド占星術だったか)に
書かれていたけれど、
それがストンと腑に落ちて、
1月も終わりに近づいてきたいま、
ようやく長い長い正月ボケから
目覚めつつあります。
そうそう、
何かを解いて、剥がして、落としていくには
ただじっと自分を見つめる以外に
カラダに働きかける、
カラダを動かす、
それもすごく大事なことを
あらためて実感しています。
それについては
この次に書きます♪