アロマでセンタリング

「ふさぎこんだとき、ハーブの香りに癒されてます」
ある方からいただいた年賀状に書かれていたメッセージ。

年末年始、予想外にバタバタしていて
すっかり自分を置き去りにしてしまってたなぁ
と気づかせてもらいました。

忙しいときや、何かに集中しているとき、
考えごとをしているときでも
カラダへの意識を忘れずにいられるように
なりたいなぁと思います。

エッセンシャルオイルの香り一つで
胸がふわ〜っと開いたり、
アタマがすっきりしたり、
視界が広がったりすることを知っていても
肝心なときって案外忘れてるんですよね・・

そもそも呼吸することも匂うことも
普段はほぼ無意識におこっているものだから
あえて意識している人は
かなりマニアックなヒト?(笑)

でも、実は鼻(嗅覚)は、
カラダ全体とつながっていて
特にカラダの真ん中(正中線)と
とても深い関係があるんです。

鼻から入る空気は
鼻筋だけを通っているのではなくて
ほっぺたやおでこのあたりまで
広がっています。

一般的に鼻腔といわれる空洞。

この鼻腔は
アタマの中心にある蝶形骨まで広がっていて、
蝶形骨は膜で横隔膜に繋がっています。

少し意識を集中して
香りを嗅ぐと呼吸が一気に深くなるような
経験ってだれにでもあると思います。

香りを嗅ぐことで
香りが鼻腔から蝶形骨まで広がって
その結果、呼吸とともに横隔膜にも
スペースができるから呼吸がゆったりと
深くなるというメカニズム。

やっぱりカラダって
すごい☆

それから
もう一つのすごいことが
正中とのつながり。

鼻の奥、目頭の奥のほうに
嗅覚神経の通り道の
篩骨という骨があります。

篩骨のこと、前にも書いたかも。
篩骨マニアです(笑)

チャクラでいうと第三の目のあたりでしょうか?

チャクラの位置って諸説あるので
正しいかどうかはさておき・・

位置的にみてもなんだかとても重要そうな
場所にある骨です。

嗅覚神経を含めた脳や脊髄などの
神経系は硬膜という膜に包まれていて、

この硬膜は篩骨から尾骨までつながって
います。

そして
その膜の中は脳脊髄液が流れている・・

いつの間にかクラニオ的なお話になってきました(笑)

アロマトリートメントで
エッセンシャルオイルの香りを確認するとき、
自然に背骨がスーッと伸びるのは
とても本来的で本能的なものなんだろうなぁ
といつも思いながら見ているんだけど、

そのときって
ほとんどの人が目を閉じて
ほんの一瞬、思考も静かになって
深いところとつながっているような
そんなふうに見えたりします。

実際に自分も好きな香りを嗅ぐ時、
自然に目を閉じていて
背筋がスーッと伸びて
呼吸が深くなって
余計な思考が鎮まって・・・
そんなことが瞬間的に起こるのを感じます。

クラニオの先生は
篩骨は人生のダイレクション(方向性)を司るところ
と話してくれたことがあります。

篩骨の神秘(機能のこと)って
ほかにもいろいろあるんだけど。。

年末年始のわたしのように
すっかり自分を置き去りにしてるなぁ
と思ったとき、

篩骨を意識することは
普通の人は難しいかもしれないけど(笑)
香りをつかえばとてもカンタン。

クラニオでは触診しながら
篩骨の様子を観ることもできます♪

エッセンシャルオイルの香りは
植物の効果効能だけじゃなく、
自分とのつながりを深める良い媒介
になってくれます。

エッセンシャルオイルが
手元にないときは
美味しそうな食べ物の香りを
味わうように嗅ぐだけでも♪

という、
アロマとクラニオのお話でした☆


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