ようやく。
先月末から、PEACE HOUSE HOSPICEというところで、ボランティアとしてお世話になっています。
大磯から車で20分ほどの山のなかにあります。
普段の海景色とは違って、緑を眺めながら車を走らせるのも気持ちいい。
今年のはじめ、やってきた波にヒョイっと乗ってみたら・・・
江ノ島サロンの終了と大磯への転居を待っていたかのような絶妙なタイミングで研修がはじまりました。
自分がアロマを知るきっかけになったのは、20年近く前、亡父が最後にお世話になったホスピス(正確には緩和ケア病棟)のボランティアさんの存在でした。
そんなこともあって、ホスピスや緩和ケアという場所にはちょっと特別な想いがあったようで(あんまり意識してなかったけど)、長〜い月日を経てたぐり寄せたんだろうけど、今というタイミングじゃなければ絶対に来れなかっただろうなぁと思います。
当初はアロマ専門のボランティアのお話もありましたが、それしかやらない、というのはどうもしっくりこなくて、アロマもやるけど一般のボランティアさんに混ぜていただき、いろいろなお仕事に携わらせていただくことにしました。
(といってもまだまだ見習い中。覚えること山盛り‼︎)
朝は庭の花を摘むところからはじまって、お部屋や共有スペースの花の水を入れ替えたり、お茶を入れたり、お掃除など、せっせとカラダを動かします。
午後には、患者さんとお話しながら一緒に絵を描いたり、押し花で遊んだり、庭の花をいけてみたり、3時のおやつの準備等々.
ここにいると、あっという間に1日が終わります。
当たり前のことを当たり前にやっているだけなのに、すっきりとした爽快感があります。
きっと余計なことを考えてないからでしょうねー。
その余地がないというかなんというか。
すべての時間が静かで、淡々としている。
起こることの全部、隅々まで十分に満ち足りていて、そんな時間の中にいられることはとても幸せ。
”not doing but being.”
座学研修のときにボランティアコーディネーターさんが言われていた、ボランティアのあり方。
”評価しない”
”そばにいること(プレゼンス)”
というのは看護部長さんの言葉。
わぁ、ここでもクラニオ!♡
って喜んでいたのは私だけだけど(笑)
何もしない。
ただここに居る。
”何もしない”、”評価しない”ことってね、
簡単なようでとてもとても難しい。
でも患者さんと一緒にいると自然にそうできているような気がするから不思議。
ここではドクター、ナース、ボランティアのチームケア。
それぞれの役割、立ち位置を尊重しながら、信頼のもとに成り立っている。
どこにも誰にもジャッジがなく、それが誰にとっても心地よく、安心していられるってことをクラニオではないところで再確認しながら、自分が癒されているような気持ちにさえなる♡
ようやく来れた・・・
な感じだけど、長い時間をかけてよかった。
普段は絶対やらないこんなことも♪
さて、
わたしは一体どこに向かっているのでしょう・・(笑)
インド占星術でいえば、魚座のラーフ期のわたし。
そういう見方をすれば、身の回りに起こる出来ごとも出会いも全部納得。
ということは、
当分の間、ゆっくりすることは許されないってこと⁉︎
6月から8月中旬まではヒマ〜
という妄想は完全に打ち消されつつあります。