雑巾掛けマジック
雑巾掛け。
サロンに来てまずすること。
4年くらい前、自由が丘で部屋を借りてサロンをはじめたころ、あるセラピストさんんからのアドバイスがきっかけでした。
「予約があってもなくても毎日サロンに行って、お掃除してみて♪」
「あ、雑巾掛けもいいよ」と。
集客方法とか、よくあるコンサルっぽいアドバイスじゃなく、”お掃除”、”雑巾掛け”というところがその方らしくて、それなら自分もできる!と思ったのがはじまりでした。
自由が丘ではじまった雑巾掛けは、江ノ島に移転した今も続けていて、サロンの朝の日課となりました。
(家では滅多にしないのにね(笑))
サロンには掃除機がない、というのもあるけれど、雑巾掛けすると部屋だけじゃなくて、自分自身もすっきりするから不思議です。
時間がないときはささっと。
何というわけではないけれど、心がざわざわして落ち着かないときは、いつもよりも時間をかけて、いつもより丁寧に。
玄関からはじめて、廊下、水回り、部屋・・・
汚れたら洗って、また膝をついて四つ這いになってただ拭く。
そんな単調な作業を繰り返しているとだんだん無心になっていて、ざわざわもいつの間にか消えています。
目に見えて床がきれいになっていくのも嬉しいし、雑巾についたゴミやホコリを集めてポイっと捨てるのも気持ちいい。
終わったあとスッキリして、ベッドメイクして、ホットタオルを準備して、床に座ってお茶を飲む。
その時間がなんとも気持ちいいのです。
掃除機を使ってたらきっと気づけなかっただろうなぁ、
雑巾掛けマジック☆
気持ちいい。
ただそれだけのことなんだけど、気持ちいいことは続けられるもので、ずっと続けています。
江ノ島での雑巾掛けも、あと数日で終わり。
新しいサロン(今度は自宅)でも、これだけは続けようと思っていることの一つです。