痛みはヒーリングの入り口
「痛みはヒーリングの入り口」
というのは、ジャック先生の言葉。
この言葉を聞いたとき、自分の「膝」がピクっと反応した。
高校生の頃に大怪我をした左膝。
もう何十年も経っているのに、いまだに痛みが出たり、ときには歩くのも辛く感じることがある。
そんな痛みが出るとき、同時に自分を責めるような気持ちになっていることに気づく。
「もっと大事にしてあげたらよかった」とか。
「無理して酷使しすぎた自分が招いたこと」とか。
そんな自分にちょっと苦しさを感じることもある。
痛みと苦痛は違う。
痛みはカラダからの反応。
苦痛はマインドが作り出したもの。
それはわかっているけれど、痛みが出ると、まるで条件反射のようにマインドからの苦痛が湧き上がってくる。
それでも、「痛みはヒーリングの入り口」であることを何度も何度も経験しているから
もう一人の自分は「大丈夫」と言ってくる。
これも痛みと向き合うことで得られるギフトの一つ。
ボディワークをすることは、誰かに手を差し出しながら、自分との関係性を深めてくれる。
「痛み」とちゃんと向き合えば、それはほんとうにヒーリングの入り口になる。
ただ触れるだけでカラダは喜んで「何か」をしはじめる。
それを経験するたびに「カラダはいつだって良いほうへ向かう力を持っている」ことを実感する。
それをお伝えすることは、自分自身への問いかけにもなっている。
嫌なことから逃げたがるマインドと
ちゃんと見てほしがっているカラダ。
こうして分けてみることができるようになるのもボディワークからのギフト♡
雨と湿気が多くなるこの時期は、痛みが出る日が多くなってくる。
わたしにとっては、カラダとちゃんと向き合って、関係性を深める良い機会。
ただ手を添えるだけのシンプルで、温かくて、優しいタッチセラピー。
誰かを癒すこと、自分を癒すこと、その両方に惹かれる方に♡