何とかしようとしないほうがいいみたい
「あ〜、なんか緊張するなぁ」
というとき、
それを何とかして
落ち着かせようとすればするほど
余計ドキドキが止まらなくなって
緊張度が高まってアワアワする
なんてときがあります。
セッションで言えば
そういうときほど
早く触れたくなって
落ち着かないまま触れてしまったり。
会社の会議やプレゼンのときで言えば
ものすごい早口でしゃべって
誰も付いてきてないのに
それにも気づかず喋り続けてたり(笑)
良いセッションにしたい。
うまくプレゼンしたい。
そう思えば思うほど
緊張がましてドツボにはまる。
(そこには投影も必ずあるんだけど…)
そういうときこそ
何とかしようとせず、
そんな自分自身の状態に気づいていることが
本当に大事なんだなぁと思います。
何とかしようとしたり
否定したりせず
あ〜、いま自分は緊張しているな
ってそんな自分をただ眺めている。
そうすると
ふわっと視界が広くなって
いま、に意識を置くことができて
スーッと落ち着いてくるから
不思議です。
無理に呼吸を深くしようとしたり
なかったことにしようと抵抗したりせず、
素直に受け入れる。
これはクラニオバイオで学んだこと。
クラニオバイオの触診の学びは
そこからはじまります。
触れるときも何もしないけど
触れる前も何もしない。
言葉で書くと簡単だけど
やってみると
意外と難しいものです。
”テクニックを手放す”
というテクニック。
どんなボディワークでも、
いつでもどこでも役に立ちます。
#でも肝心なときすぐ忘れます。
#だから何年も学んでいます。