やわらかくて、やさしい手
やわらかくて、やさしい手。
クラニオであれ、
アロマトリートメントであれ、
「人に触れる」ことを生業としている人なら
誰しもそうなりたい。
と思うもの。
アロマトリートメントやレイキを学んだ頃、
きっとそれは「技術」なんだろうと思っていた。
あれを学んだら、
あのテクニックを身につければ・・・
なんて思っていたけれど、
クラニオバイオに出会って
それはぜんぶ覆させられた。
ぜんぶ
ぜ〜んぶ!!
熟練したクラニオバイオのプラクティショナーの手は
本当に、やわらかく、やさしい。
ほんとうに、
ほんとうに。
テクニックを手放し、
何かを変えよう、
正しい場所に調整しよう、
悪いところをなんとかしてあげよう・・・
そんな意識も気持ちもぜんぶ手放し、
広い視野で
介入せず、
巻き込まれず、
いま、ここの意識であるとき、
そして
自分に開いて明け渡すことができたとき
やわらかく、やさしい手
に自然になっていく。
そんな手に触れられながら、
自分のすべてを肯定的に受け止めてもらえたとき、
どこからか知らなかった深い静寂があらわれて
自分の深淵な場所につながって
気づいてなかった、
わすれかけていた「本来のわたし」に目覚めていく。
そんなやわらかく、やさしい手にいつかなりたい。