アロマセラピーとの出会い(1)

先日、ある方から
「泉さんはなぜ、アロマとクラニオをお仕事にしているのか、どんな思いがそこにあるのか、それが知りたい。」
と言われました。

自分ではブログ(アメブロ)などで書いてきたつもりだったけど、そういえばきちんとまとめては書いてなかったかも⁉︎

ということで、まずはアロマセラピーとの出会い、そこから今の仕事につながるまでについて書いてみたいと思います。

アロマセラピーとの出会いは、父の病気がきっかけでした。

進行性の癌で、もう治療の手立てがないと言われ、緩和ケア専門の小さな病院(福岡)に転院したとき、ボランティアで来られていた方からアロマのお話を聞いたのがきっかけでした。

代替療法の医療現場への導入は福岡県は進んでいたそうで、そのときはじめてボトルから直接「自然のラベンダーの香り」を嗅いだような気がします。

スプレーしたり、炊いたり、マッサージに使えること、

治療はできないけれど、気持ちが落ち着いたり、体にもいろいろな作用が期待できることetc..

そんなことを教えていただき、実際に病室に炊いてみると父の表情が和らいでいったのをみて、「アロマセラピーってなんだろう?もっと知りたい」と思ったのがきっかけでした。

当時(2001年ごろ)は、今のようにアロマセラピーはメジャーではなかったし、ネットも普及しはじめた頃でそれほど情報もなければ、一般の書籍もほとんどありませんでした。

唯一、アロマに触れる機会があったのは、ときどきお世話になっていたアロマトリートメントのお店(大阪・心斎橋のfuraさん。なつかしい♡)。

furaさんでときどきアロマトリートメントを受けていて「いい香りだな〜」くらいな感じで、いまから思えばエッセンシャルオイルそのものの効果は実感できてなかったんでしょうね〜。

それでも「もっと知りたい」「使えるようになったら、父に何かできるかも」そんな気持ちがムクムクと湧きはじめ、furaのセラピストさんに「アロマってどこで学べるんですか?」と聞いてみたら「入門的な講座でしたらうちでもできますよ」と言っていただき、そこからアロマの学びがはじまりました。

(ほんと、なつかしい〜!)

AEAJのアドバイザー資格を取得した後、「もっと本格的に学ぶなら」と、神戸の別のスクールも紹介していただき、国際資格を取得するためのスクールに入りました。が・・

当時は、会社員だったこと、おまけに管理職になったばかりで、平日はもちろん週末も出張やイベントでほとんど休みがない状態。

結局、3ヶ月ほどで「これは無理だな・・」と思い始めたころに父が他界。

座学の講義のみ何とか履修したものの、トリートメント技術の講義は未修のまま終了。

父が亡くなってしまったことで、アロマを学ぶ目的というか目標を失ったようで気持ちも萎えてしまい、そのまま離れてしまいました。

それが2002年3月、いまから16年も前のこと⁉︎・・驚き!

そうそう、ナチュラルセラピーfura(フーラ)さんは今年15周年なんだそうです。
(わたしはいまのfuraさんの前身のころにお世話になっていました)
とても居心地のいいサロンで、ズタボロのカラダをいつも見事に再生してくれていました。
また行きたいなぁ♡

(このお題、まだまだ続きます)

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